"Märchenhaftes und stilles Land"
Japanische Studenten besuchen Oberschönfeld
Originaltext in deutscher Sprache
Fotos der Klosteranlage

オーバーシェーンフェルト修道院写真集

メルヘンと静けさの地
日本の学生がオーバーシェーンフェルトを訪れる

アウグスブルガー・アルゲマイネ新聞(12月21日)
オーバーシェーンフェルト/ゲッセルツハウゼン発
鎌田康男による粗訳

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Augsburger Allgemeine
日本の関西学院大学から6人の訪問客が昨日オーバーシェーンフェルトの自然公園館と修道院を訪れた。哲学教授鎌田康男博士の意図したのは、アウグスブルク地域で伝統的な価値が現代の人生観と共存している様子を現地で学生に見せることであった。

自然公園館と修道院の案内が終わると、日本からの訪問客は修道院付属のレストランで心のこもったシュバーベン風の昼食をした。鎌田氏は学生たちに、小さなビールで乾杯しようと説き伏せた。彼らはウサギや豚肉料理に初め疑い深そうなまなざしを投げたものの、すぐにおいしそうに食べ始めた。もちろんその前にそれらの食事を写真に撮ることも忘れなかった。

ドイツの伝統に対する関心

しかし学生たちは、ドイツのグルメにだけ関心を示したわけではない。この研修旅行の目的は、文化的、宗教的な領域における伝統が、ますます技術が浸透してゆく社会の必然的動向とどのように調和してゆくかを経験させることである、と鎌田氏は語った。
日本は極度に経済に偏ったアメリカの政治を模範としている。これに対してドイツでは、経済的価値と並んでさまざまな伝統的な価値が維持されている。宗教的なルーツを維持しながらも、現代の社会に独自の役割を果たしているオーバーシェーンフェルト修道院は、その好例である。修道院は自給自足であり、パンを作り、また保養地にもなっている、と鎌田氏は述べた。

    アンシラ修道院長(左)の案内で修道院を
    見学、いろいろな質問にも答えてくださった。
    最後に修道女の聖歌ミサに参列。

mit der Abtissin
修道院見学について学生は「日本では見出すことのできない種類の静けさが印象的だった」という。しかし中世の修道院に電気のコンセントがあるのは「ちょっと不思議」だったようだ。修道院の「神聖な雰囲気」にはおおいに感動したようである。同様に、オーバーシェーンフェルトで「人と自然の共生」を肌に感じられることに魅せられたという。

「おもちゃの町」アウグスブルク

アウグスブルクの町の散策について、「おもちゃの町の中にいたようでした」と学生たちは語った。「家々はメルヘンのように色とりどりです。」唯一驚かされたマイナスは、喫煙者たちだったという。ドイツでは環境保護が重視されていることは日本でも知られている。それにもかかわらず多くの人が「禁煙ゾーンでタバコを吸ったり、吸いがらを無造作に道に捨てたり」していたという。
これに対して、ドイツの町のクリスマス・デコレーションは日本の学生たちを驚かせるものではなかった。商業化されたクリスマスは日本でもあるそうだ。ただキリスト教のルーツは完全に失われてしまっているとのこと。学生たちが知らなかったのは、唯一クリスマスに飾る「わらの星」だけだったが、これは大変気に入ったようである。

写真
オーバーシェーンフェルトの散歩:右から自然公園館のコルネリア・シュティンプレ、鎌田康男教授博士、桑原茂樹、池田直子、上島洋一郎、石橋真理恵、柴田聖子(カメラマン:ケーニヒ)



鎌田註:この修道院等の見学は、12月19日に行われた。新聞に掲載された写真は記者の記憶違いで、実際は池田さんと石橋さんが入れ替わっている。取材は昼休みに行われたが、このあと私たちは引き続き、同じく修道院敷地内にある「地域民族博物館」を見学した。シュティンプレ女史の案内による自然公園の散策は、時間の都合で残念ながら極度に圧縮されてしまった。午後5時からの、アウグスブルク大学の日本語コース受講学生たちとの討論会(後半は懇親会)も夜遅くまで続き、盛会であった。(^^)V





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